第10回JSCR地方セミナー in沖縄
第10回JSCR地方セミナー 取材記
2009年6月27日、梅雨明け間もなくまだ蒸し暑さの残る中、第10回目の記念すべき地方セミナーは、研究会初となる沖縄での開催となりました。那覇市内のセミナー会場「ホテルサンパレス球陽館」には、県内を中心に8名の先生がたにご来場いただきました。
今回のセミナーは通常の講演・ワークショップに加え、WEB会議システムの導入によるライブサージャリーが目玉です。オペ室から中継講演いただいたのは、地元でご開業の當山護先生(当山美容形成外科)です。『安全・安心のための豊胸手術のポイント』と題し、術前(デザイン)→術中における高周波ラジオ波メスの適用部位や使用方法を詳しく解説されました。
手術は乳房下辺から剥離を行い、乳腺下にシリコンバッグを挿入する方法を選択しました。先生曰く、高周波ラジオ波メスはまだまだ練習中ですが、経験を積んだ分だけ組織ダメージを軽減することができる発展性の高い機器であると、評価されました。
一方セミナー会場では、ライブサージャリーをフォローする形で、高周波ラジオ波メスの基本特性と使用機器であるellman社製「サージマックス」の紹介、症例ビデオの閲覧などが行われました。演者の高見昌司先生(関西電力病院形成外科)は、午前中に宜野湾で行われていた国際マイクロサージャリー学会から駆けつけ、多忙なスケジュールにありながらもご講演ならびにオペ室とのコンタクトにご尽力いただきました。講演中には時折、ライブサージャリーのポイントとなるところで當山先生からの呼びかけがあり、高見先生にもコメントをいただきながら、会場とオペ室の同時並行形式でセミナーが進みました。そのため大幅なプログラム時間変更も伴いましたが、質疑応答時間がいつもより十分に取れたのが有意義な点だったと思います。
セミナーの最後は実機を用いたワークショップ講演です。ライブサージャリーでは、剥離・止血操作にellman社製「スタン式モノポーラフォーセップ」が多用され、高見先生はその構造、特にピンセット形状をしながらモノポーラ出力が発振されるという最大の特徴を、皮付き豚肉を使ったデモンストレーションを行いながら解説しました。機器の特長を理解し、そこから「使い慣れること」で初めて、ワンステップ先の低侵襲手術を自分のものにできる、というのが高見先生からのメッセージです。
JSCR研究会事務局 定 幸広
<ライブサージャリー>
『安心・安全のための豊胸術のポイント』
當山 護 先生(当山美容形成外科)


きれいなバストを作るために- インプラントの選択
- 術後評価とフォロー
プログラム上、全ての手技をご覧いただくことはできません。予めご了承下さい。
<講演/ワークショップ>
『痛み・腫れを抑えるための低侵襲外科手術のコツ』
〜切開・止血における微細性の秘訣〜
高見 昌司 先生(関西電力病院形成外科部長、JSCR研究会世話人)


ラジオサージェリーの基本特性- 症例別手技のポイント
- 実機を使ったデモンストレーション
日 時 |
2009年6月27日(土)15〜18時
|
|---|---|
場 所 |
ホテル サンパレス 球陽館(2F中会議室)
|
定 員 |
20名
|
参加費 |
JSCR会員 1,000円 / 非会員 6,000円
|
申込締切:2009年6月21日(日)
◆第10回JSCR地方セミナーin沖縄 プログラム◆
14:30〜 |
受 付
|
|---|---|
15:00〜 |
セミナー開始
當山先生より挨拶(中継)
|
15:15〜 |
當山先生 ライブサージャリー中継
|
15:45〜 |
高見先生 講演
|
16:15〜 |
當山先生 ライブサージャリー中継
|
17:10〜 |
休 憩
|
17:20〜 |
高見先生 ワークショップ
症例:★皮膚切開
□□□★眼瞼下垂
□□□★陥入爪
□□□★脂漏性角化症、セボケラ
□□□★隆起性腫瘍
□□□★毛細血管拡張症
質疑応答/5分間
|
18:00 |
終了
|
手術進行が優先するため、予定が変更する場合があります。予めご了承下さい。

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